【社会】火葬なので“45万円”です コロナ死者の遺族を悩ませる「高額請求問題」とは 100万円請求した業者も
新型コロナウイルスに感染して亡くなった場合、通常の通夜や葬儀の順序と違い、火葬を先に行うことになります。これは、感染症予防の観点から取られている措置です。厚生労働省は昨年7月、「遺族の心情に配慮してお別れを行うように」と指針を発表していますが、感染症の流行初期、病気の正体がまだ明らかでない時期に取られていた厳しい措置に沿った指針で、現在、どこまで現実的に緩和していいのか、葬送の現場ではどのように対応したらいいのか、いまだ議論も深まらず、答えも見つかっていない状況です。