【ケント・ギルバート】日本のワクチン接種、先進国として 「驚くべき遅さ」
都内在住の私は、7月初めにようやく新型コロナウイルスワクチンを接種する。はっきり言って、「やっとか」という思いだ。常にマスクを着用し、自粛しなければならなかった生活から脱することができると思うと、ホッとする。パンデミックの終息には、ワクチン接種を加速させて集団免疫を獲得するしかない。Our World in Dataの集計によると、米国では1日までに約1億6849万人(人口比50・38%)が1回目の接種を済ませ、約1億3587万人(同40・63%)がワクチン接種を終了している。