【毎日新聞】1200年の伝統を持つ奈良県香芝市の五位堂鋳物の再興を目指して、最後の頭領一族が資金募る
奈良時代から1200年以上の歴史を持つ奈良県香芝市五位堂地域の職人集団「五位堂鋳物師(いもじ)」の最後の頭領一族が、鍋敷きなどの家庭用品づくりを通して、ブランド再興を目指している。かつては朝廷や幕府から特別許可を得て釣り鐘などを鋳造したが、今や頭領は1家になり、工場も市外に移して部品メーカーに。しかし、伝統をPRするため、家庭用の鋳物製品を作る資金を募るクラウドファンディング(CF)を始めた。