【岐阜新聞】ユダヤ人を救った杉原千畝のパネルを八百津町の研究会が作成 八百津出生説の立証を試みる
岐阜県加茂郡八百津町の住民有志でつくる研究会が、第2次世界大戦中に「命のビザ」で多くのユダヤ人を救った外交官、杉原千畝(ちうね)氏(1900-1986年)の足跡を年表など19枚のパネルにまとめた。町内外の血縁をたどり、杉原氏と八百津とのつながりに迫った3年越しの労作。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」申請では出生地問題が町を揺るがしたが、親戚らの元に残る手紙や史料を踏まえ、「ふるさとは八百津」と結論付けた。