【ロシア】受刑者をシベリア送り、バム鉄道延伸工事に活用へ
ロシアの矯正当局は10日、極東シベリア(Siberia)地方にあるバイカル・アムール鉄道(バム鉄道、BAM)の新区間の建設工事に、受刑者を派遣すると発表した。バム鉄道の一部区間は旧ソ連時代、グラグ(Gulag)と呼ばれる強制労働収容所の囚人によって建設された。【写真】手押しトロッコで北朝鮮から帰国、ロシア外交官一家 コロナ国境封鎖で労働力が不足する中、ロシア政府当局は大規模な建設事業に刑務作業を利用する計画を議論してきたが、強制労働収容所を復活させるつもりはないと強調している。