慶應義塾大5万人ワクチンで「キャンパスライフ奪還」めざす 塾長がメッセージ「集団免疫獲得に努力」
新型コロナウイルスのワクチンを職場で接種する「職域接種」が最速で2021年6月21日から始まるのを前に、全国の大学も次々に名乗りをあげている。現時点で最も大規模だとみられるのが、6月7日の約5万人に対して接種することを発表した慶應義塾大だ。伊藤公平塾長は、6月8日付でメッセージをウェブサイトに公開。接種の目的は、キャンパスのメンバーが集団免疫を獲得することで「昨年4月より大幅な制限を受けてきた、キャンパスライフを奪還するということ」だとしている。