【PC】カスペルスキー、WindowsとChromeのゼロデイ脆弱性を悪用した高度な標的型攻撃を観測…この攻撃を「PuzzleMaker」と名付け注意喚起
露Kasperskyは6月8日(現地時間)、「Windows」と「Google Chrome」のゼロデイ脆弱性を組み合わせた高度な標的型攻撃が観測されたと発表した。4月中旬より複数の企業が被害に遭っているとして、この攻撃を「PuzzleMaker」と名付けて注視しているという。同社によると、これら攻撃はすべて「Chrome」のJavaScriptエンジン「V8」に含まれる「Type Mismatch」(型の取り違え)の欠陥(CVE-2021-21224)を突いて行われている。