【経済】米FRB 量的緩和の規模縮小 今後の会合で具体的議論へ
アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長は、16日の記者会見で、今の量的緩和の規模を縮小する対応について、今後の会合で具体的な議論に入る方針を明らかにしました。規模の縮小は金融緩和の大きな転換となるため、時期や手法が焦点になります。FRBが16日まで開いた金融政策を決める会合では、金融緩和の柱の1つである量的緩和について、国債などを買い入れる量を徐々に縮小する「テーパリング」と呼ばれる対応の議論があるか、注目されました。