【デルタ株】欧州疾病予防管理センターが警告 「この夏、ワクチン接種を受けていない若い世代の間で広がる可能性が極めて高い」
欧州連合(EU)機関の欧州疾病予防管理センター(ECDC)は25日までに、新型コロナウイルスのインド変異株の中で最も警戒が必要なデルタ株について、8月の終わりまでにEU域内の新規感染の90%を占めるようになるとの見通しを明らかにした。感染力が強く、ワクチン未接種者の被害が特に懸念されている。ECDCは23日の発表で、デルタ株がこの夏、接種を受けていない若い世代の間で広がる可能性が「極めて高い」と指摘した。