【デルタ株】専門家が警告 「過去の感染で獲得された自然免疫を回避することが多いようだ。 接種は時間との闘いになっている」
感染力の強い新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」によって、ワクチン接種率が高い国でも感染が拡大している。デルタ株は自然免疫を回避するとも指摘されており、デルタ株を抑える上でワクチン接種は「時間との闘い」になっていると専門家らは警告する。世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長は25日の記者会見で、インドで最初に発見されたデルタ株は「これまでのところ、少なくとも85か国で確認されており、ワクチン未接種の人々の間で急速に感染が広がっている」と発表した。