【感染症専門家】「コロナ感染を制御するには、活動量の多い若者へのワクチン接種を高齢者と同時に進めなければいけない」
新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が21日に沖縄を除く9都道府県で解除され、このうち7都道府県でまん延防止等重点措置に移行してから1週間。まん延防止措置が適用されている首都圏の東京都や埼玉県、千葉県では新規陽性者数が増加に転じるなどリバウンド(感染再拡大)の兆しがあり、措置解除が困難な状況だ。感染力が強いとされるインド由来の変異株(デルタ株)の割合も増えており、専門家は感染の「第5波」到来を懸念する。