【兵庫・芦屋市】市職員が差別的発言 ハンセン病元患者の容姿について
ハンセン病元患者に関するパネル展示を巡り、兵庫県芦屋市職員が元患者の容姿について差別的な発言をしたとして、市側が「極めて不適切だった」と当事者団体に謝罪したことが2日、市などへの取材で分かった。市は8日に職員らを対象とした再発防止研修を開く。市などによると、昨年9月、市内の人権団体から、市役所の展示スペースで人権問題に関する企画をしたいと電話で相談があり、ハンセン病が話題に上った際、職員が「顔のパネルが並ぶと市民の方がびっくりされる場合があるのでだめですね」などと話したという。