【旭川いじめ】面識ないのに「いじめ加害者C男」 実名拡散され提訴…
「僕は、いじめの加害者じゃない」――。高校2年の男子生徒(16)が、北海道旭川市の女子中学生をいじめた「加害者」にネット上で仕立てられ、実名や顔写真をさらされた。「面識もないのにどうして……」。デマ投稿の責任を問うため、東京地裁に訴訟を起こした。きっかけは週刊誌のデジタル版記事だった。今年3月に遺体で見つかった中学2年の14歳の女子生徒が亡くなる前にいじめを受けたと報じたなかで、いじめの加害者を「A子」「B男」「C男」と匿名で記した。