【日本経済】<低迷の主たる要因>先進国の中でもダントツの「安い賃金」だ。「安いニッポン」の本当の恐ろしさとは何か?
・「安いニッポン」の本当の恐ろしさとは何か 「貧しくなること」ではない
日本経済新聞で6月22日から「安いニッポン ガラパゴスの転機」というシリーズ記事が始まった。消費者が「安さ」を強く求める日本は、世界で需要が盛り上がって価格が高騰しているズワイガニを買うことさえ難しくなってきた――というような、デフレ国家・日本のシビアな現実が毎回紹介され、ネットやSNSでは「日本が2流国家に成り下がった証だ」などと反響を呼んでいる。