【高知】高知・大川村が「人口最少自治体」脱出 366人、奈良・野迫川村を8人上回る
総務省が発表した2020年国勢調査の速報値で、土佐郡大川村が離島を除いた人口最少自治体を脱したことが3日までに分かった。20年10月1日現在の人口は366人で、奈良県野迫川(のせがわ)村の358人を8人上回った。かつて白滝鉱山で栄えた大川村は、ピークの1960年に人口4114人を記録。その後は鉱山の閉鎖や早明浦ダムによる中心部の水没、過疎高齢化などで減少し、2005年調査以降は離島を除く自治体で全国最少となっていた。