【熱海】激しい雨観測されなかったのになぜ?…長雨で地盤緩んだか、雨脚弱まり避難につながりにくく
静岡県熱海市では、1時間30ミリ以上の激しい雨は観測されなかったが、大規模な土石流が起きた。長雨で地盤が緩んだことが原因の一つとみられる。雨脚が弱まり始めた状況だったことで、避難につながりにくかった可能性もある。気象庁によると、熱海市で雨が降り始めたのは6月30日。やや強い雨が降ったりやんだりし、気象庁と静岡県は7月2日午後0時30分、地盤が緩んでいる可能性があるとして、市に土砂災害警戒情報を発表した。