【社会】当初見込みより税収大幅増…埼玉・川口市で何が起きている? 移住者も年々増える「住みやすい街」
コロナ禍の対応のため、「貯金」に当たる財政調整基金を大幅に減らす地方自治体が多いが、埼玉県川口市(奥ノ木信夫市長)は、税収が当初の見込みより大きく増えるとして、およそ30年ぶりとなる補正予算の増額補正を発表した。近年は「住みやすい街」としても知られる同市に何が起きているのか。市は6月末、2021年度の市税収入について、前年度比54億円減の909億円と見込んでいたが、9月の補正予算で増額補正し、943億円になると発表した。