【コンコンチキチン】祇園祭・宵山期間初日 「観覧自粛」の中 7千人の人出
祇園祭が14日、前祭(さきまつり)(17日)の宵山期間に入った。山鉾巡行は2年連続中止となったが、半数の山鉾は技術継承のため2年ぶりに建てられた。新型コロナウイルス感染防止のため山鉾連合会が「観覧の自粛」を呼び掛ける中、「コンコンチキチン」と囃子(はやし)の稽古(けいこ)が宵々々山の街に響いた。これまで宵山初日の夜は大勢の見物客で四条烏丸(京都市下京区・中京区)周辺はぎっしりと埋め尽くされたが、巡行や宵山行事が通常通り行われる例年の14日夜より大幅に少ない7千人(京都府警調べ)だった。