【QE】中央銀行は「資産買い入れ中毒」、英上院経済委員長が批判 「量的緩和は公的財政の健全性に深刻な危機をもたらしている」
英議会上院(貴族院)のマイケル・フォーサイス経済委員長は16日公表のリポートで、イングランド銀行(中央銀行)は資産買い入れプログラムの「中毒に陥っている」と指摘、インフレが高進する中で買い入れ縮小に動いていない理由を明確に説明すべきだと訴えた。国債を中心とする中銀の累計買い入れ額は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)開始以来、倍増しており、現在は約8400億ポンドに上る。