【熊本】ベトナム人実習生の女が死産した赤ちゃんを自宅に放置した事件で有罪判決 弁護側「ベトナムでは土葬が一般的で適法の安置行為」
熊本県で2020年11月、死産した双子の赤ちゃんを自宅に放置したとして、母親のベトナム人技能実習生(22歳)が死体遺棄の罪に問われた事件。熊本地裁は7月20日、懲役8カ月、執行猶予3年(求刑:懲役1年)の有罪判決を下した。この判決に対して、外国人技能実習生問題弁護士連絡会(実習生弁連)は「妊娠、出産すると強制帰国させられるという技能実習生のおかれた状況を無視し、また孤立出産した女性を広範に犯罪者と扱うおそれ」があるとして、強く抗議する声明を発表した。