【NHK】安全保障関連法は憲法9条違反と訴えた裁判 山口地裁は9条への適合性を判断せずに訴えを退ける
集団的自衛権の行使を可能にした安全保障関連法について、山口県の住民などが、憲法9条に違反し平和的に生きる権利が侵害されたなどと国を訴えた裁判で、山口地方裁判所は憲法に適合するかどうか判断を示さないまま、訴えを退けました。6年前の平成27年に成立し、集団的自衛権の行使を可能にした安全保障関連法について、山口県の住民など130人余り、戦争の放棄を定めた憲法9条に違反し、平和的に生きる権利が侵害されたなどと主張して、国に賠償を求める訴えを起こしていました。