【コロナ感染】長く苦しむ後遺症、これまでにわかっていること・・・米国で苦しんでいる人は330万人にのぼる可能性
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、単なる短期的な病気ではない。患者を衰弱させる身体症状や精神症状が、感染の数カ月後まで、場合によっては数年後まで続く可能性がある。以下では、新型コロナウイルス感染症の後遺症について、これまでにわかっていることをまとめた。初期調査の大多数は入院患者だけを対象としており、現在でもまだ明確な診断基準は定まっていないが、複数の研究では、新型コロナウイルス感染症患者のおよそ10~30%は症状がなかなか消えず、長く後遺症に苦しむことが示唆されている。