【米国】「新たなワクチン接種者は足元で再び増え始めている。 これは人々が(ワクチンの重要性に)気づきつつあるという明るい兆しだ」
米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は1日、米国で新型コロナウイルス対策のロックダウン(封鎖措置)を再び実施することはない見通しだが、ワクチン未接種者を中心にデルタ型変異株の感染者が急増しているため、「状況は悪化するだろう」との見方を示した。ワクチンが不足している多くの諸外国とは異なり、米国では12歳以上ならば誰でも無料でワクチンが接種でき、当局は現金や新車などの特典を付与して接種を奨励している。