「手続き二度手間」…分かりにくい? 都協力金「先払い制度」申請低調 日額一律4万円
時短営業に応じた飲食店に協力金を早期支給する東京都の先払い制度への申請件数が低調だ。制度開始から約2週間の件数は約2万3000件と従来の協力金の半分ほどにとどまる。先払いは対象期間中の協力金の一部しか支給されず、飲食店が全額を受け取るには別途申請が必要。手続きの二度手間が敬遠の要因とみられる。(大島宏一郎、畑間香織)◆規模大きいほど恩恵なく
協力金の先払いは、事業者から支給が遅いとの批判を受け、国が4度目の緊急事態宣言を発令した際に導入された。