警視庁職員の男性、上司に注意された腹いせに26万人分の運転免許データを削除して懲戒免職に「上司を困らせてやろうと思った」
警視庁は6日、運転免許関連の約26万人分のデータを削除したなどとして、情報管理課の男性主事(33)を懲戒免職にし、電子計算機損壊等業務妨害などの疑いで書類送検した。同庁によると、業務ミスを上司に注意されたことがきっかけで「日ごろのストレスが爆発し、上司を困らせようと思った」と話しているという。送検容疑は2020年12月中旬、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて運転免許証の有効期限延長の申請があった約26万人分のデータを削除して同庁の業務を妨害したとしている。