【内閣支持率低迷】“五輪効果”空振りで政府内に衝撃 「菅総理じゃ選挙戦えない」 退陣求める声も
東京五輪が8日閉幕した前後に行われた報道各社の世論調査で、菅義偉内閣の支持率が過去最低水準に沈んでいる。新型コロナウイルス対策の停滞を背景に、政権運営の「危険水域」と言われる2割台に突入した結果も。衆院選を間近に控えた与党内は動揺を隠せず、首相の「選挙の顔」としての求心力はさらに危うげな様子だ。10日、首相は官邸を訪れた東京大会組織委員会の橋本聖子会長らと会談し、五輪について「さまざまな制約の中での開催だったが、素晴らしかった」、パラリンピックも「全力でサポートする」などと手応えを口にした。