【気象】長さ2000キロ超、豪雨もたらす「大気の川」出現…西日本から東北へ北上に警戒
停滞する前線の影響で西日本で続いている大雨について、上空に大量の水蒸気が帯状に流れ込む「大気の川」と呼ばれる現象が発生していることが、筑波大の釜江陽一助教(気象学)の解析でわかった。釜江助教は日本を中心とする東アジア上空の水蒸気量を、人工衛星の観測データを基に解析した。その結果、13日午前8時には大量の水蒸気が南シナ海付近から長さ2000キロ・メートルを超える帯状になり、西日本付近に流れ込んでいたことがわかった。