【敗戦】「いまさらやめられない」が生んだ350万人の悲劇… 負けを承知で戦争を続けた日本人の”悪しき習性”は現代にも★2
■なぜ負けが明白な戦争をやめられなかったのか昭和の大戦の犠牲者は310万人とも350万人ともいわれる。そのほとんどが戦争末期の1年間に集中している。いったい終戦の1年前には何があったのか。戦時の日本は「絶対国防圏」という最終防衛ラインを定めていた。太平洋方面における絶対国防圏はマリアナ諸島である。マリアナ諸島を取られると、日本本土全体が米軍機によって空襲可能となるからだ。