【昭和大学病院院長】「接種歴のある入院患者の多くが軽症で終わっている。 コロナワクチンは重症化を抑える効果はある」
新型コロナウイルスの全国的な感染拡大に伴い、ワクチン接種後でも感染が判明するケースがみられ始めている。感染力が強いインド由来のデルタ株への置き換わりを背景に、2回の接種完了後の感染を意味する「ブレークスルー感染」も懸念される。ワクチン接種の効果により重症化や死亡の増加が抑えられることが明らかになっているが、国立感染症研究所(感染研)は接種後も感染防止対策の継続が重要と呼びかける。