【原発事故】処理水「安心」発信を 処理水で魚飼育、インフルエンサー招きSNS活用 政府作業部会
政府は20日、東京電力福島第1原発事故の風評被害対策を話し合う作業部会を開き、事故処理の過程で出る処理水の安全性を国内外に発信するための施策をまとめた。科学的な安全性だけでなく、消費者に安心を感じてもらう発信も重視する。具体的には、処理水を使って実際に魚などを飼い、生育状況を公表することや、シンポジウムの開催、インターネット交流サイト(SNS)で影響力を持つ海外の「インフルエンサー」を福島に招くなどの取り組みを進める。