大阪市長、一斉休校せず 感染1割で学校ごとの休校検討
大阪市の松井一郎市長は23日、市立小中学校で新型コロナウイルスの感染が拡大した場合、一斉休校はせずに学校単位で休校をする考えを示した。市役所内で記者団の取材に応じた。休校の基準は児童や生徒の1割程度が新型コロナに感染した場合などを想定しており、教育委員会と協議中だという。松井氏は「『第5波』で子供が重症になったということはない」とする一方、休校措置を検討する理由について「学校で感染することによって家庭内に感染を広げることをできる限り抑える措置を取りたい」と述べた。