パラリンピック招致8年、競技面・施設面ではバリアフリー推進も社会の「壁」は…
共生社会の推進が期待される東京パラリンピックが24日に開幕する。2013年の招致決定以降、官民両面の支援で、選手の競技環境は飛躍的に向上。公共施設や交通機関ではバリアフリー化が進んだ。一方で障害者が直面する社会の「壁」は依然として高く、大会後も継続した取り組みが必要になる。(原田遼)◆「パラの成功なくして東京大会の成功なし」東京都や組織委員会は「パラリンピックの成功なくして、五輪を含めた東京大会の成功なし」を合言葉に環境整備を進めた。