【いきもの】奄美大島のマングース 3年以上捕獲されず 2年後にも根絶宣言
2021年9月6日 5時03分
世界自然遺産に登録された鹿児島県の奄美大島では、外来種のマングースが希少な野生動物を襲うことが問題となっていましたが、3年以上、捕獲されていません。環境省は早ければ2年後にも根絶宣言を出すことにしています。マングースは、およそ40年前に猛毒を持つハブを減らすため奄美大島に持ち込まれましたが、国の特別天然記念物のアマミノクロウサギなどの希少な野生動物が襲われる被害が相次いだため、国が20年ほど前から駆除を進めています。