【日露戦争】日本人が敵国兵を命がけで救った人類愛の象徴イルティッシュ号をテーマにした映画がロシアで完成
日露戦争の最中だった1905年5月28日、島根県江津市の和木真島沖でロシアのバルチック艦隊「イルティッシュ号」は沈没しかけていた。荒れる海の中、白旗を掲げて岸に近づこうとする彼らを地元・和木の住民が救助し、乗組員265人全員が命をとりとめた。日本人が敵国兵を命がけで救ったというこの史実を多くの人に知ってもらおうと、ロシアでドキュメンタリー映画「イルティッシュ号の来た日」が製作され、モスクワの在日本大使館で完成試写会が行なわれた。