【総裁選】出馬を目指す候補者に対して 安倍晋三前首相の影響力が強まっている
自民党総裁選(17日告示、29日投開票)を巡って、出馬を目指す候補者に対して、安倍晋三前首相の影響力が強まっている。党内最大派閥・細田派(96人)に強い影響力を持ち、国会議員票の行方を左右する可能性があるからだ。安倍氏は、高市早苗前総務相(60)=無派閥=の支持を決めているが、岸田文雄前政調会長(64)=岸田派=や、10日に出馬表明する河野太郎行政改革担当相(58)=麻生派=も保守層を意識した政策を打ち出し、安倍氏へのアピールが目立つ。