【大阪大学・感染症総合教育研究拠点特任教授】一定割合のコロナワクチン未接種者が感染するまで感染が続く
大竹 文雄 : 大阪大学感染症総合教育研究拠点特任教授
9月3日に開かれた「新型コロナウイルス感染症対策分科会(第7回)」では、京都大学の古瀬祐気特定准教授が、「新型コロナウイルスワクチン接種後の社会における感染拡大」と題した今後の感染予測を発表した。平均で接種対象年齢の75%程度が接種すると考えて、デルタ株の感染力を基本再生産数が5と想定し、ワクチンの効果を感染予防が70%、入院・重症化予防が90%という想定だ。