【神奈川】来月から全県立校に生理用品常備 主な県施設は月内から
神奈川県と県教委は十四日、主な県施設と全県立校で生理用品を常備すると発表した。県施設は月内から順次常備を進め、県立校では十月から女子トイレに置く。経済的理由などで生理用品を買えない「生理の貧困」に対応し、災害時にも備える。黒岩祐治知事と桐谷次郎教育長が、同日の県議会代表質問で答弁した。県施設は男女共同参画センター(藤沢市)や、かながわ県民センター(横浜市神奈川区)、県の出先機関など十カ所と、災害時用として県庁本庁舎と県内十六カ所の帰宅困難者一時滞在施設に常備する。