【イスラエル研究】ブースター接種、コロナ感染の割合大きく減らす効果、2回接種に比べて感染の割合低下が11倍、重症化の割合低下も20倍
米ファイザーとドイツのビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンの3回目接種が60歳以上について新型コロナ関連疾患の発症の割合を大きく減らす可能性があることが、イスラエルの短期研究で明らかになった。米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(NEJM)」に15日発表された論文によると、ブースター(追加免疫)接種を受けたグループは接種の12日後から、標準的な2回接種のグループに比べて感染の割合低下が11倍、重症化の割合低下も約20倍だった。