【中日】滋賀県米原市の発掘調査で、浅井長政が朝倉氏の協力を得て築城した長比城跡に新たな土塁を確認
戦国大名・浅井長政が越前(福井県)の朝倉氏の協力を得て岐阜県関ケ原町との間にまたがる野瀬山に築城した長比(たけくらべ)城跡(米原市柏原)で、虎口と呼ばれる城の出入り口に、新たな土塁が確認された。米原市が六?八月に発掘調査を実施した。従来考えられてきたよりも侵入しづらい形状の虎口であったことが分かり、調査を担当した市教委の石田雄士さん(38)は「浅井、朝倉両氏が高い技術を持っていたことがうかがえる」と話す。