【医療】コロナ飲み薬、進む開発 早ければ年内の処方も 東北医科薬科大・久下教授に聞いた
新型コロナウイルスの感染初期に、口から投与できる治療薬の開発が国内外で進む。早ければ年末から来年初めにも、国内の医療機関で処方される可能性がある。コロナの治療薬を研究する久下周佐(くげ・しゅうすけ)東北医科薬科大教授に経口薬の特徴や課題を聞いた。(編集局コンテンツセンター・佐藤琢磨)
症状ないまま完治も可能
開発が先行する主な製薬会社は、塩野義製薬(大阪市)とファイザー、メルク(ともに米国)、ロシュ(スイス)の4社。