【米研究で確認】コロナワクチン接種した妊婦、高水準の抗体を胎児に移行
妊婦がメッセンジャーRNA(mRNA)技術を使った新型コロナウイルスワクチンを接種すると、高水準の抗体が胎児に移行することが明らかになった。研究論文が22日、米産科婦人科(母体胎児医学)学会誌で発表された。今回の研究は免疫が感染に由来するのか、あるいはワクチンによるものかを区別するため、臍帯血(さいたいけつ)内の抗体水準を計るもので、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナワクチン、あるいは米モデルナ製を接種した母親から生まれた新生児36人が対象。