【モデルナCEO】「接種を受けないことを選択した人は感染することになる。 入院したりするリスクを抱えながら、冬を過ごすことになる」
米バイオ製薬モデルナのステファン・バンセル最高経営責任者(CEO)は9月23日、新型コロナウイルスのパンデミックが1年後には収束する可能性があるとみていることを明らかにした。低所得国でワクチン接種を受けた人がいまだ人口の約2%にとどまることを考えれば、野心的な発言だといえる。バンセルCEOはスイス紙ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥングの取材に対し、ワクチン生産が世界的に加速していることから、来年半ばまでには世界中のすべての人にワクチンを供給できるだけの生産が可能になるとコメント。