【有本香氏】高市早苗氏の政調会長起用は残念だ。岸田氏は高市氏が重要閣僚として力をつけるのを嫌ったのではないか。
「ノーサイドだ。一丸となって衆院選、参院選に臨んでいこう」「老壮青のバランスが大事」「中堅・若手の思い切った登用が必要だ」岸田氏は9月29日の総裁選で勝利した後、注目される党役員・閣僚人事について、こう語っていた。党四役では、幹事長に麻生派で安倍晋三前首相にも近い甘利氏、政調会長には総裁選で安倍氏が強く推した高市氏、総務会長には当選3回の福田達夫衆院議員(54、細田派)を抜擢(ばってき)、選対委員長に遠藤利明元五輪相(71、無派閥)を登用する。