【大学】国立大生の自殺率が過去6年で最多 コロナ禍「困っていれば相談を」
昨年度、国立大学の学部生の自殺率が、過去6年の調査で最多となった。新型コロナウイルスの感染の広がりが関係した可能性があるという。学生の相談にあたるキャンパスソーシャルワーカー(CSW)らが動画メッセージをつくり、「あなたらしく生活できるように応援したい」と、相談を呼びかけている。一般社団法人「国立大学保健管理施設協議会・メンタルヘルス委員会」の調査によると、昨年度は国立大学82校の学部生43万3032人のうち76人(男性58人、女性18人)が自殺、または自殺とみられる死因で亡くなった。