【関東鉄道】よみがえる「昭和の夜行列車」 関東鉄道が旧型気動車使った“寝台急行”運行へ
夜気で曇った列車の窓を手で拭うと、朝もやの中に田園風景が広がる-。そんな、旅人を非日常へといざなう夜行列車の旅が楽しめそうだ。茨城県南西部を走る関東鉄道常総線で今月23日、約40年前に製造された旧型の気動車を使った“寝台列車”が運行される。列車ダイヤを組む“スジ屋”と呼ばれる職員が発案。座席を寝台代わりに使うため寝返りを打つのも難しいが、「その分、昔懐かしい窮屈な寝台の雰囲気が味わえる」(同社)のだという。