【コロナと共存】シンガポール、感染者の98%が、無症状か軽症・・・政府 「70歳未満の接種完了者が死亡したケースはほとんどない」
新型コロナウイルスのワクチン接種完了率が8割超のシンガポールで、感染が急拡大している。市民に対する行動規制が緩和されたためとされる。政府は、感染者が重症化していないことを踏まえ、ウイルスと共存する「ウィズコロナ」の方針を打ち出し、厳しい規制に頼らない構えを示している。感染急拡大は、ワクチン接種完了率が8割を超えることを見越した政府が8月上旬、5人以内の会食や結婚式など集会への参加を接種完了者に認めたことが原因とされている。