【大阪】破綻した医療法人「友愛会」に不明瞭融資、背後に「影の市長」助役の存在 松井市長「当時伏魔殿といわれた大阪市役所の体質だ」
大阪市福島区の松本病院を運営する医療法人「友愛会」(同区、今年8月に経営破綻)への市当局による過去の巨額融資が再びクローズアップされている。市は平成9年、法人などに計10億円を無担保で貸し付けたが、今も2億円以上が未返済だ。融資の根拠や経緯など不明瞭な点があるが、法人の理事長(故人)と「影の市長」とも呼ばれた当時の助役が高校の同級生だったという関係性を指摘する声もあり、「貸し付けありきだった」との批判は根強い。