【訴訟】J&J、賠償金支払いが決定した事業を分離し破産申請 2390億円が支払われない可能性
米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は14日、ベビーパウダー訴訟の巨額の賠償金支払いを巡り、新設したベビーパウダー事業の子会社について日本の民事再生法に相当する米連邦破産法11条(チャプター11)を申請したと発表した。同事業の負債を本体から切り離し、分離後の事業を破産申請した。J&Jは同日の声明で「(問題のベビーパウダーの原料となる)『タルク(滑石)』に関する全ての申し立てを解決することを目的としている」と述べた。