【英国】ジョンソン首相、日本に2030年までの石炭火力発電廃止を要求 国際的圧力強まる
月末に英北部グラスゴーで開幕する国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)では、石炭火力発電の段階的な廃止が主要議題となる。これを背景に、温室効果ガスを大量に排出する石炭からの脱却を早める動きが欧州で加速している。一方、脱石炭の道筋を示すことができない日本への逆風は強まりそうだ。ドイツでは、9月末の総選挙で第1党となった中道左派・社会民主党(SPD)が第3党、第4党との連立交渉で、2030年までの脱石炭を目指すことで合意した。