【アメリカ】ワクチン接種義務化阻止へ米の10州が提訴 知事はいずれも共和党
アメリカでバイデン政権が打ち出した政府職員らのワクチンの接種義務化について、10の州が差し止めを求める訴えを起こしました。AP通信によりますと、ミズーリ州の連邦地裁に29日、訴えを起こしたのはアラスカ州、アイオワ州、ワイオミング州などあわせて10の州です。バイデン大統領は、政府機関の職員や契約企業の従業員に対してワクチンの接種を義務づけましたが、訴えでは、これが「政府調達に関する連邦法に違反するとともに、連邦政府の権限を超えた行為だ」として差し止めを求めています。